大学生の冬休みはいつからいつまで?主要なイベント、やっておくべきこと


就職活動中の大学生にとって、時間を有意義に使うためにも冬休みの期間や主要イベントについて知っておくことは重要です。ここでは、大学生の冬休みの期間や特徴、主なイベント、冬休み中にやっておくべきことなどについて解説しています。本記事を参考に、大学時代の冬休みについて理解を深め、より充実した時間を過ごせるよう努めましょう。

冬休みの期間と特徴

まずは一般的な大学の冬休み期間や、冬休み中に使用できる学校施設について解説していきます。

冬休みの期間

冬休みの期間は12月25日ごろから翌年1月7日ごろまでと、年末年始を挟み2週間程度である場合が一般的です。

細かい日程は大学によって異なるため、詳細は自分が志望する大学や、通う大学の公式サイトなどで確認することをおすすめします。

休みの期間中の学校施設について

冬休み中の学内施設や図書館などは、使用時間が普段と異なる場合が多いです。特に年末年始については、学校自体への立ち入りが禁止されている場合も少なくありません。

施設の開館情報については、各大学のホームページなどで確認できます。使用を考えている場合は事前に確認しておきましょう。

ほかの長期休みとの違い

春休みや夏休みと比較した冬休みの一番の特徴は「期間の短さ」です。夏や春は40~60日と長い期間が休みになるのに対し、冬休みは15日間程度と大きな差があります。

また、休み期間中のイベント活動においても大きな差があります。一部の大学では夏休みに夏季学習として授業を開催していたり、就活イベントの夏季インターンシップが盛んに行われたりしています。卒業・入学シーズンと重なる春休みは大学内での学生の顔ぶれが変わる時期でもあり、新たな交流が盛んになる期間とも言えます。

一方、冬休みは学業の終了と年末年始の時期にあたり、一般的にはイベント全般も「休み」になる期間になります。そのため、ほかの長期休みに比べると学業や大学が関わるイベント活動が少ないケースがほとんどです。

主要な冬休みイベント

冬休みはほかの長期休みよりも期間が短くなっています。しかし、学業から離れたところではさまざまなイベントを楽しめます。そのため、「することが何もない」という状態にはあまりならないでしょう。

クリスマス

冬休みに入るとすぐにクリスマスがやってきます。一年の中でも特別感の高いイベントであるため、友人や家族、恋人などと過ごす方も多いのではないでしょうか。また、販売や飲食業などでは繁忙期にあたるため、アルバイトに勤しむ人も多い傾向にあります。

このことから、クリスマスは冬休みのイベントの中でも、ひときわ注目度の高いイベントとして挙げられるでしょう。

お正月

クリスマス後の大きなイベントと言えば年末年始・お正月シーズンです。近年では元日に休業する店舗も少しずつ増え、家族や親しい友人と過ごすケースも多いのではないでしょうか。

お正月には、初詣や初日の出、福袋(セール)といった行事やイベントも行われています。上京をしている学生などはこのシーズンに帰省している人もいるため、寒い時期ではありますが外出の機会も多くなる時期です。

冬休み限定のアルバイト

企業や店舗にとって、冬休みシーズンはクリスマスや年末商戦が控えた大事な時期です。そのため、飲食店や百貨店などでも臨時スタッフ募集が数多くあります。郵便局にとっては年賀状のシーズンでもあるため、仕分けなどの臨時スタッフを多く募集しています。

宿泊施設やウィンタースポーツに関わる施設などにとっても繁忙期であるため、限定アルバイトを募集していることがあります。

旅行やウィンタースポーツ

冬休み期間中に旅行やウィンタースポーツを楽しむ人も少なくありません。手つかずの自然が残る白川郷(岐阜県)や、蔵王の樹氷(宮城・山形県)、昔ならではの風土と自然を感じられる黒川温泉(熊本県)など、冬景色を楽しめる旅行先は数多くあります。旅行好きの方は冬に楽しめるスポットを見つけて、非日常空間を満喫するのもおすすめです。

また、スキーやスノーボード、スケートなどのウィンタースポーツも、冬の期間しか楽しめません。これらを楽しみにしている大学生は、冬休みの計画をウィンタースポーツ中心に組み立てるのも良いでしょう。

冬休み中にやっておくべきこと

冬休みには、その期間しかできないアルバイトや旅行、イベントを楽しめます。しかし、学生としての義務をきちんと果たすことも大切です。

休み明けのテスト対策

冬休みが終わると1カ月足らずで、テスト期間へと突入します。春休み前の学期末テストは、後期の単位取得に関わる重要なイベントです。単位を落とした状態で進級してしまうことがないように、気を引き締めてテストに臨みましょう。冬休みは短くともイベントが集中しているため、気が緩みがちです。自己管理には注意しましょう。

課題レポート

冬休みの課題として、レポートが課せられる場合もあります。冬休みの期間は短いですが、さらにクリスマスや年末年始などのイベントごとが多く、うっかりしていると課題レポートに取り組む間もなく休みが終わってしまうかもしれません。あらかじめ冬休みの全体計画を立て、いつまでにレポートを終わらせるのかを考えておきましょう。

講義の予習・復習

冬休み明けにはテストが控えていることもあり、冬休みの隙間時間を利用して講義の予習・復習を行うのがおすすめです。冬休み後では復習が間に合わないなど、テスト対策を万全に行えないケースも考えられます。短い冬休みを有効活用できるよう、スケジューリングはしっかりしておきましょう。

実家への帰省

大学生に限らず、年末年始という特別なシーズンに家族と過ごす人は少なくありません。上京して一人暮らしをしている学生であれば、冬休みの期間を使って実家に帰省し、ゆっくりと過ごすことも貴重な時間になるでしょう。

冬休みに予定が詰まっていないのであれば、実家への帰省も検討してみてはいかがでしょうか。

資格試験の勉強

冬休みは期間こそ短いものの、まとまった休みであることに変わりはありません。そのため、資格勉強に集中するのもおすすめです。

休み期間が2~3週間程度でも、うまくスケジュール配分ができれば十分な勉強時間として活用できます。自分への先行投資と考えて、冬休みを勉強期間とするのも良いでしょう。

スプリングインターンの準備

スプリングインターンは2月~4月に開催されることが多いインターンです。冬休みシーズン前後に応募の締め切りが設定されていることが多いため、冬休みの期間を使って応募する必要があります。

大学生活が終われば、すぐに社会人生活が待っています。そのため、自己分析や企業研究を早くに行っておくことに越したことはありません。出遅れないように、冬休みの間にしっかり準備を行い、悔いのないインターンにつなげましょう。

大学生の冬休みの注意点

イベントややるべきことも多い冬休みですが、大学生が冬休みを迎えるにあたり、気を付けたいこともあります。それぞれ見ていきましょう。

期間がほかの長期休みに比べて短い

これまで解説してきた通り、冬休みの期間はほかの長期休みに比べてかなり短いです。そのため、惰性で過ごしていると夏休み以上にすぐに終わってしまい、何の実りもない2週間になってしまうことも少なくありません。後悔しないためにも、現実的なスケジュール管理ができるようにしておきましょう。

休み明け後すぐテスト期間になる

冬休みが明けると、すぐにテスト期間が始まります。冬休み後にいつまでも休み気分でいると勉強がおろそかになり、単位を落としてしまうかもしれません。単位を落とさないまでも、不本意な成績となり、後悔するリスクもあるでしょう。休み中にゆっくり過ごしたとしても、休み明けにいつまでもだらけ過ぎないよう注意が必要です。

すぐに春休みに突入する

冬休みが明けると間もなくテスト期間が始まり、2月からは春休みに突入します。つまり、冬休みが終わってから2カ月足らずで、再度長い休みが始まるということです。

春休みが終われば、進級して新たな学校生活を始めていくことになります。春休みの前にしっかりとやりたいことを消化しておき、悔いのない大学生活を送れるようにしましょう。

まとめ

大学生の冬休みは12月の終わりから1月の初めにかけ、15日程度で終了します。短い休み期間とはいえ、クリスマスや年末年始といった大きなイベントも控えているため、あっという間に終わってしまう休みと言えます。一方で、休み明けはテストが待っているなど、学生にとっては忙しい期間でもあります。しっかりと自己管理やスケジュール管理を行い、やるべきことをやった上で冬休みを存分に楽しみましょう。

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